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太平洋戦争4(昭和19・20/1944・1945)
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作詞 硫黄島守備隊
作曲 陸軍軍楽隊

太平洋の波の上 
帝都の南千余キロ 
浮かぶ眇たる一孤島 
今皇国の興廃を
決する要衝硫黄島

物量たのむ敵国が  
マリアナ侵し今すでに 
大和島根に迫り来て 
ただ一線に残されて
最後の砦硫黄島

この島こそは仇敵の 
飽くなき野望の墓場たれ 
来たりても身よ全島は 
一木一草分かちなく 
武装を終われり硫黄島

拠る武士は皇国の 
選び抜きたる決死隊
敵撃滅の火と燃えて 
日夜耐えざる訓練を 
重ねてぞ待つ硫黄島

千早に拠りし楠公の 
故事にも例えんこの守り 
敵兵百万寄するとも 
寸土も侵すことならじ 
磐石の城硫黄島

われらこの地にある限り 
皇土は安し永遠に 
日本男児の名を賭して 
苦難に克ちて護り抜く 
誉れも高き硫黄島 
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作詞 山門芳馨
作曲 長津義司

小山のうねり砕けて返る 
征かば還らぬ特攻隊 
十九や二十の若人が 
港徳山大津島 
ああ回天の基地なるか

貴様と俺は同志の桜 
涙浮かべて歌いしも 
二度と逢えない戦友に 
別れを告げて勇み立つ 
ああ回天は出でて征く

遺書を残して形見を置いて 
今日は征くぞと肩を抱き 
白の鉢巻白だすき 
呼べど呼べども 
ああ回天 
あ回天は還らない 
あ回天は還らない
不詳

あの隊長も この友も
壮烈空に 散った花
不覚や俺は まだ生き延びて
椰子の葉陰で 月に泣く
友よ来て見よ 体当たり

ガダル思えば 血の涙
レンネル思えば 悔し泣き
明日は必ず ガダルへ飛んで
玉と砕けん 心意気

敵のグラマン 戦闘機
高角砲の 雨霰
命を的に 戦う我等
大和魂 伊達じゃない
友よ見てくれ 体当たり

あの隊長も あの友も
レンネル島の 沖合いで
壮烈無比な あの体当たり
君等が立てた 勲功を
今ぞ我等が 継いで行く

「さくら進軍」の譜

咲いた桜が 男なら
慕う胡蝶は 妻じゃもの
征きて咲け 桜花
八紘一宇の 八重一重

明日は初陣 軍刀を
月にかざせば 散るさくら
征きて咲け 桜花
おれも散ろうぞ 花やかに

大和桜の 枝のびて
興る亜細亜に みだれ咲く
征きて咲け 桜花
挙る亜細亜の 朝ぼらけ

狂瀾怒涛に鍛えたる
鉄腕今また翅生えぬ
男の中の男ぞと
見下す眼下雲靡く

筑波山頭朝風に
爆音高く飛びたてば
荒波吼ゆる太平洋
俺の舞台にゃまだ狭い

ウラル アルタイ
手挟んで
コンロ ヒマラヤ
下駄に履き
北シベリアを過ぎ行けば
モスクワにゃ既に数時間

今朝ベルリンの郊外で
ミュンヘンビールに酔い伏すも
一度ハンドル把り持たば
夕べにゃ既に阿見ヶ原

俺も行くから君も行け
狭い下界にゃ住み飽きた
空だ男の行く所
花と散ろうぞ国の為

明日は襲わんワシントン
太洋一気に乗り越えて
ロッキー山を蹴飛ばして
ヤンキーの度肝打ち抜かん
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