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太平洋戦争4(昭和19・20/1944・1945)
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作詞 佐藤富房

沖の白帆の夕暮れ見れば
思い心は湧きに湧く
国の護りの太平洋に
やがて沈めてこの命

狂う怒涛の響きを聞けば
夜も眠れぬこの心
西の窓辺に差し込む月を
じっと見つめて目が潤む

一度死んだら二度とは死なぬ
たった一つのこの命
どうせ死ぬなら敵が空母に
魚雷諸共体当たり

月に泣けども花に舞えども
これも男の誠ゆえ
太平洋に抜き手を切って
剣振るわん敵の国
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作詞 豊島唯
作曲 武田恵喜

太平洋の怒涛噛み
連なる群島奄美島
日は洋心に差し昇り
月影浮かぶ支那の海
ここに雄叫び屯する
これ我が奄美守備部隊

朝に銀翼打ち連ね
南に行く神風機
夕に黒煙棚引かせ
母国に馳する輸送船
この決戦の補給地を
護る我等の任重し

赤き蘇鉄の真珠玉
そは丹心の印なり
大西郷も足跡を
残せし所 我が守備地
その言の葉の如くして
我は護らん君の国

敵の野望を打ち拉ぐ
反撃の機来たりなば
万里の怒涛乗り越えて
いざ進まなん太平洋
珊瑚の礁の涛のごと
千々砕かん敵の陣
雲染む屍忠勇の
日本男児の腕も冴え
今こそ見よとまっしぐら
敵機を迎え撃ちまくる
ああ勇猛の高木軍曹

群がり襲うB29の
真っ只中に体当たり
鍛えし神技鮮やかに
忽ち屠る敵の二機

北九州の空遥か
天晴れ皇土護り抜き
大義に散りし神鷲の
薩摩隼人よ若桜
ああ壮烈の高木軍曹

見よ二十年を貫ける
鉄石不王の大至誠
仰ぎて我も決戦の
空へ巣立たんいざ続け
ああ殉忠の高木軍曹
東亜の空に風荒れて
妖雲八重に孕む時
醜鷲突如八十機
群がり寄せぬ北九州
いざ迎撃の時迫る

野辺機早くも滑り行く
眉宇に漲る闘魂は
昇天高く火と燃えて
玄界灘や関門と
離陸に続く索敵行

高度は遥か七千の
空に群がる敵梯団
必死の意気突っ込めば
忽ち一機傾きて
梯列乱し墜ちて行く

機首を返して眺むれば
六機編隊翔け来しは
好餌正しくボーイング
無念や弾丸は尽きたれど
などか惜しまんこの命

必死の無線高らかに
身機諸共当らんと
決別一語基地に寄せ
從容握る操縦桿
野辺機は征くよまっしぐら

飛電の如き早業よ
雲劈くと見しままに
黒煙天に沖するは
醜鷲二機が火を噴きて
微塵と散りし名残かな

ああ壮なれや体当たり
鵬博一挙身を挺し
雲染む屍髣髴と
遺烈に映ゆる感状の
誉れは永久に薫るらん

作詞 百武平八郎
作曲 井上真之介

ああ神州は永久なれど
突如と降る大詔に
涙を飲みて星影を
仰ぎし八月十五日

時に利あらず騅行かず
正義に起てる皇軍も
衆寡の勢いいかにせん
矛を収むる止むぞなき

君が御楯と国を出で
七十年の伝統の
籠もる聖地に健児等が
集いし弥生の末つ方

朝な夕なに五ヶ条の
教勅畏み武を奮い
破邪の剣を研ぎにけり
刻苦の励み幾月ぞ

よし学び舎を出ずるとも
思いは馳せん振武台
世は渦巻きに乱るとも
高く捧げん大詔勅

忘るるなかれこの恨み
偲べ散りにし特攻隊
衆敵受けて南冥に
露と消えにし神兵を

忍びに忍び耐えに耐え
悲痛の尊畏みて
今日の恨みを返すべき
時をば待たん大和魂

御稜威輝く堂々の
無敵皇軍築くべく
光明共に目指しつつ
合い携えて行かんかな
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